塩づくり

「5年越しの塩作り」

旧暦新年、下北山村に住む友人夫婦(オノ暮らし)と共に念願の塩作りを決行!

屋久島のアペルイで塩作りを学び、毎年やりたいねと言い続けて早5年...ついに賀田湾三木浦産の塩ができました♩

作業自体は単純だけれど、なかなか時間もかかります。

今回は養殖に使われていた竹の廃材を燃料としたので、火をくべ続ける必要がありなかなか気が抜けない。(竹は燃焼力が高いけど、燃え尽きるのも早いので)

のんびり本でも読みながら...なんて思ってましたがそんなわけにもいかず、交代で火の番をすること6時間。石こうと呼ばれる物質が結晶化するので濾過し、そこからさらにコトコト煮て、塩ができたのは夜9時すぎ。ここからさらに数日間天日干し。

鉄鍋でやったので、錆が出たり、途中えらい黒くなったりとハラハラドキドキでしたが、こうして無事お塩が完成!

塩...私たちの身体にも日々のお料理にも欠かせない相棒。

何事もそうですが、作ってみることで塩のありがたさを再認識。

できた塩を見て舐めて、改めて海とのつながりを深く感じたのでした。


以下、友人の思いがまさにドンピシャなので投稿から言葉を拝借。

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時間と手間はかかるけれど、根源的な食べものを自分たちの手で自給出来るという感覚が持てること。

一緒に手を動かし、この時間を共に味わえる仲間がいるということ。

いやいや、そもそも海水や薪やお日様の光、美しい自然からの恵みなしには、わたしたちは何も産み出せないということ。

そんな大切なことを改めて感じさせてくれる新春塩焚き合宿になりました。

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だいぶ要領もわかったので、新春恒例行事になりそうです。

興味ある方いらしたら一緒にやりましょう♩

三木浦にもまだまだ手仕事の風習が残っています。

すぐそばに先生がいるこの環境を生かさずにどうする!ということで重い腰をあげて取り掛からねば🙌

漁師町の宿 織屋

人や文化、豊かな自然が織りなす 三木浦ならではの時間と空間

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